春日部所属のワンマン車をまとめるとこんな感じになります。
基本的に8565Fと8568Fの仕様は同じですが、他の編成はすべて仕様が異なるという東武クオリティ満載状態です。
差異をつけるのが太字部分の台車、ドア抑え、水きり、Mc車の16芯ジャンパ栓受けの4つのポイントです。
8565F | 8568F | 8570F | 8575F | 8577F | |
製造 | S49(富士) | S49(東急) | S51(アルナ) | S51(東急) | S57(アルナ) |
修繕 | H14(津覇) | H14(津覇) | H16(津覇) | H14(津覇) | H16(津覇) |
台車 | FS356 | FS356 | FS396 | FS396 | FS396 |
ドア抑え | ステンレス | ステンレス | ステンレス | アルミ | アルミ |
水きり | 無 | 無 | 有 | 無 | 有 |
19芯ジャンパ | 有 | 有 | 無 | 有 | 無 |
【参考】客室内の差異 | |||||
ドア内側の処理 | 塗り | 塗り | むき出し | むき出し | むき出し |
スターションポール | 無 | 無 | 有 | 無 | 有 |
LED表示器(車内) | 無 | 無 | 有 | 無 | 有 |
修繕順序としては、8568F→8565F→8575F→8570F→8577Fの順なのですが、
どうして差異が生じたかと言うと、1つ目に製造段階でモデルチェンジがされ、台車やドア抑えなどの仕様が変わった時期に製造された車両がちょうどワンマン用に改造された点。もう1点が修繕をする段階でもモデルチェンジがされたためなのです。
要は何十年にもわたる東武クオリティのかたまりなわけです(違
特に8570F以降の編成は、これはH15年に登場した通称”スーパー8000系”の修繕内容に合わせて、
バリアフリー設備を追加したために修繕内容が大幅チェンジ。
内装関連はスターションポールやLED表示器、ドアレールの切り欠きかなり変化しているのですが、
Nスケールででスターションポールまで作るわけにもいかないので外装面だけで内装については今回は目をつぶります。
(参考までにデータだけは表に書いておきます、詳しくは弊サイトの【車両紹介】まで)
では、写真付きでみてみましょう。
【台車】
8000系の台車は2種類、初期車のFS356/056台車を履くは8565Fと8568Fの2編成。
8570F以降の3編成はFS396/096(東武ミンデン)台車を履いています。
【ドア抑え】
〜8570Fまでの3編成はステンレス枠がむき出しのものを(左)、8575Fと8577Fはアルミ抑えで表面に枠が出ないタイプ(右)
【水きり】
8570Fと8577Fにのみ取り付け(H16以降の修繕車)
【19芯ジャンパ栓受】
8565F、8568F、8575Fのみ取り付け
H11修繕車以降は取り付け自体省略されているはずが、なぜか付いているんです…。
とまぁ、こんな感じで趣味的に面白い5編成。
ただ、8565Fと8568Fはほとんど外見上には違いがみられないので、片方の編成にはお正月のHMでも付けてあげようかなぁ…と、ひとまずみかん箱消費も兼ねてちょっとやってみましょう。
ん?253系の改造はどうなったのって?12日の展示会までお預けですww
それまでに論文を仕上げねば…。