ぱっしょんと〜ぶろぐ

ぱっしょんと~ぶのブログです。更新が最近はご無沙汰ですが、Twitterも含めてゆるゆる更新しています。

パイオニア3台車を見に行こう

お次は南海沿線の水間鉄道です。


米・バッド社のステンレスの溶接技術の進歩によって、オールステンレスの車両(構体も外板もステンレス)として登場した東急7000系。東急でお役御免となった後も地方私鉄に譲渡され、その1社に水間鉄道も入っているのです。


この7000系、実はもう一つ特徴的なものがあります、それは…。


それがパイオニア3台車です。
実はこれもバッド社の技術、オールステンレスの技術と一緒に東急車輌製造が輸入したらしいこの台車は、狭軌を採用した為に車輪の外側に飛び出したブレーキディスクが特徴的です。


親会社の南海ではついこの前この台車を履き換えて消滅、東急でも7000系を7700系に改造した時に重量の都合で台車を8000系と同じTS807に履き替えために消滅したため、見られるのは地方私鉄に残る元東急7000系だけ(多分)となってしまいました。


そんな水間の7000系も更新工事が実施されたようで何ともビックリなスカートが付き、さらにドアチャイムやら行先表示器のLED化やら、冷房装置が乗っかって形式が1000系に変更されました。

本家の東急7000系が冷房を積んで7700系にする時に台車の強度が足らないからと台車を履き換えたはずなんですが、果たして水間のは大丈夫なんだろうか、と小一時間思った次第でして。。見た感じバス用の軽いものでも無かったようなので…ムゥ。

と、パイオニア台車を見れたのですが未更新車が貝塚駅に留置してあると聞いてたのですが水間観音の車庫に取り込まれていましたorz(一番上の写真より)


次はお隣南海の盲腸線に行ってみましょう。


<おまけ>

東急7000系は水間の他に、北陸鉄道福島交通弘南鉄道でも現存しています。
このうち北鉄では日本海独特のベタ雪が合わずに台車がDT21に交換されているので、パイオニア3台車は福島、弘南、水間で見ることができます。(あと東急車輌製造の入換車でこどもの国線の7052が居ますがw)
今度は弘南とか行きたいですねぇ…。福島も床置冷房装置を見に行ってみたいですな〜



そんなこんなで吊皮には渋谷の109(とーきゅー)のロゴが!