ぱっしょんと〜ぶろぐ

ぱっしょんと~ぶのブログです。更新が最近はご無沙汰ですが、Twitterも含めてゆるゆる更新しています。

真っ赤な電車の名鉄電車。

名鉄と言えばパノラマカーや犬山のモノレールなど、有名な物もたくさんあるのです…が。
東武でも無くなってしまった「アレ」が残っているのです。

小雨降る中やってきました名鉄瀬戸線、朝ラッシュ時間帯は4分間で電車が来るまさに「山手線状態」、そんな中…。


まずは1本目。


そして2本目。
一見すると普通の名鉄電車に見えるでしょう、が、台車を見てみましょう…。



この台車のカタチ、どっかで見たことないですか?


…そう、この瀬戸線の6750系は釣りかけ駆動車が残っている路線なのです。
台車の形状も東武5000系列のFS10に似たゲルリッツ式のFS16台車を履いており、またこれが駅のホームで煙を出しながら制動をかけていく姿は感動…。
特に2本目の1次車はものすごい爆音、起動時に床からジワリジワリと震動が伝わってきます。

距離も短く列車間隔が短いので効率よく撮影して、尾張旭まで1往復してみました。
起動時のあの「音」、走行中の上下の「揺れ」、そして停車後の台車から匂うあの「匂い」、まさに五感を使いつくす電車でした(大袈裟



そんな名鉄瀬戸線にもステンレス車体VVVFインバータ駆動の4000系が登場、一昨年辺りから置き換えが行われ、6750系は2編成が活躍するのみとなってしまいました。
この4000系、走行音からも密閉型電動機の特徴的な音を出し、もはや某OER4000形のそっくりさんな音でした…。

この他にもカルダン駆動の6000系が多数在籍しており、釣りかけ、カルダン、インバータ。まさにいろんなん電車が見られる博物館。釣りかけ電車の後続が最新鋭のインバータ電車なんてことも日常、早速旅の最初からぶっ飛んでますね〜。