ぱっしょんと〜ぶろぐ

ぱっしょんと~ぶのブログです。更新が最近はご無沙汰ですが、Twitterも含めてゆるゆる更新しています。

634型で呑んだくれる

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 だいぶ前の話となりますが、2018年12月15日に開催された「展望列車で忘年会ツアー」に友人と参加してきました。
 あまりこの手の記事を書くことはないのですが、列車の中でお酒を嗜むのは実は大好きでして、窓側に座席が向いていて、6050系の往年の快速を彷彿させる優等スジで、かつDH-25のコンプを肴に呑んだくれることができるなどなんと魅力的なんだろうと(友人を巻き込み)応募したのでした。

634型で呑めるとな?

 発端は駅に貼ってあった「634型で忘年会!」と書いてあるポスターでした。
まじまじと見ると・・・

  • 館林発着と北千住発着コースの2コースがある(乗るのであれば北千住発着)
  • 北千住コースは加須往復でお値段が5400円
  • 往復の運賃や特急料金込み
  • プレミアムモルツストロングゼロが各1本付く
  • おつまみ弁当も付く
  • 加須駅で日本酒の試飲ができる

と書いてあるのでした。
 列車は北千住を16:50発~加須着17:35、その後18:05発~北千住着が18:50でちょうど2時間。
居酒屋で呑んでも4000円くらいは軽く飛んで行ってしまうところを、634型で呑めて5400円は妥当、いやむしろ安いのでは?と思い、友人に声をかけたのでした。

いざ634型に乗る。

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 北千住で受付を済ませ、駅の皆さまのお見送りを受けつつ特急ホームから乗り込みます。

 
 列車は4両で、634-21Fの2両、クハ634-12の3両が呑んだくれ客扱い、モハ634-11はスタッフ控号車となっています。
我々の座席はモハ634-21の車端部。早速発車と同時にプレモルを開栓し、弁当とモーター音を肴に酔いしれながら、高架線区間で日が暮れていくのを見つつ、いい具合にお酒が回っていくのでした(実に幸せなり)


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 加須の中線で折り返し、ひとまず634型の形式写真を抑えます。


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 ふと気がついたのですが、M車妻面のパンタ鍵外し紐の配管が面白い形状(褒めてない)になっているのに気がつきました。


 
 種車6050系は母線の内側にあるのに対し、634型は配管を曲げ母線を乗り越し、かつ車体下部まで引き紐が来るように改造されています。
海側、山側とも同様に改造されていることから、乗務員が手動でPan操作をする際の操作性を向上?なのかは定かではありませんが、なかなかイビツな形状で・・・。




(控え車両の車内はイベントスタッフに許可を得て撮影)

 列車は北千住に向け折り返し、外も暗くなってしまったので車内を見学をば。
普段(当時)、一般客として634型(スカイツリートレイン)に乗っても、なかなか車内をまじまじと観察できないのですが、このような団体列車であればじっくりと見ることができるのもいいところです。
 車内は和気あいあいとした雰囲気で、通り車内を見た後はクハ634-12のフリースペースでDH-25のコンプレッサーを肴に呑んだくれた結果、あっという間に北千住に到着したのでした。

おまけ

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 「1/150の634型」を、「1/1の634型の車内で撮ろう」と思ったら、なぜかこんな風になりましたwww
缶が足らないので同行したみなさまの缶を総動員しております。
(お酒はこの後全部おいしくいただきました)

 トップツアーズでは定期的に634型を使ったこの手の団臨を企画してくれているようですが、遠方発着ということもあって、なかなか次の参加ありつけていません。
普段は定期運用がない634型を、この手の列車で有効活用してくれるとありがたいのですが…トップツアーズさん、ぜひ首都圏発着でまたお願いします!