ぱっしょんと〜ぶろぐ

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【伊豆箱根】大雄山線5000系の検査入場

1月末のことですが、伊豆箱根鉄道大雄山線の5000系が大場工場に入場するとの報を受け、ちょっと見にいってきました。
この甲種輸送と言えば小田原の授受線が非電化であることから、空コキを用いて車両をやり取りすることが特徴です。

youtu.be
細かな流れは動画にまとめましたのでこちらをご覧ください←
小田原、三島での入換の様子や段取りについてもイラストを使って久々にまとめてみました。

そんなわけで当日の様子をば。

大雄山線から小田原駅にかけて

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穴辺付近にて
今回検査入場する5503編成がコデ165に牽引されてきました。

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小田原駅2番線に到着後、後続のミントスペクタルトレインを連結します。
その後コデを解放したうえで一旦大雄山方に引き出され、授受線半ばまで押し込まれました。

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その後、EF65+空コキが接近し連結されます。
車両の誘導はJR小田原駅社員、作業は伊豆箱根の検修社員が行っていました。

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授受線ではナックルが連結された状態で、その後コキと5000系のBPホースや連結器高さの調整が行われます。なお、電気指令式ブレーキの5000系は、無動力回送の際に自動ブレーキが利くように5503号車に読替装置(三動弁相当のもの)が搭載されていました。
時刻になると三島に向け発車し一路西へ進みます。

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ほぼ同じタイミングで単車で大雄山に戻るコデ。
個人的には茶色より前の黄色の方が好みだったり…。

三島から駿豆線内にかけて

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駿豆線内のED32の単機回送。大場から三島まで吊り掛けサウンドが響かせながら走行してきました。

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その頃、三島駅ではEF65+空コキが解放されます。
ED32は駿豆9番線にたどり着き、5000系は踊り子の通るJR1番線ホームに留置されています。

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その後、JR三島駅側で進路が構成されるとED32が入換を開始します。
このタイミングは東海さん次第だそうで、開始までの20分程度の間は伊豆箱根の社員さんは待ちぼうけ…まったりと時間が過ぎます。

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進路が構成され、ED32がJR1番線に移動します。
境界点で一旦停止し、その先の東海の管内は三島駅社員が誘導して5000系と連結します。

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組成後にブレーキ試験を行い、大場に向けて出発しました。この後三島田町で定期列車をやり過ごし大場に入場したようです。
陽が持たないと思ったのでここで撤退、一路帰路についたのでした。

おわりに

このところ大雄山線が編成ごとにボディカラーを変えていることから、今回の5503編成がどうなるのか気になるところ、逆に大場出場の様子も見に行けたら見にいってみたいと思っています。